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ヘブライ語 ━ ヘブライ語ってどんな言葉?

ヘブライ語の簡単な歴史

ヘブライ語は右から左に読む

アレフベートは22文字だけ

これでヘブライ語が読める

ヘブライ語の文字は全て子音

★『はじめてのヘブライ語』(ミルトス)もご参照ください★

■ヘブライ語の簡単な歴史

 

 ヘブライ語は、旧約聖書の時代に話されたユダヤ人の言葉です。紀元70年にローマ帝国によってユダヤ人の国が滅び、ユダヤ人は世界各地に散り散りになりました。一方、イスラエルの土地は一部のユダヤ人が残っていたのも事実です。

 多くのユダヤ人は、離散した土地でユダヤ教を守り、コミュニティーを作って自分たちの伝統的生活を続けてきました。外国にあっても民族のアイデンティティーを守り続けたのです。

 彼らは、日常会話はその国の言葉を話しながらも、毎週土曜日ユダヤ教会堂(シナゴーグ)に行くと、ヘブライ語の祈祷文を読んでいました。ヘブライ語は日常会話からは絶えてしまいましたが、こうしてユダヤ人の生活の中に宗教用語として命脈を保っていたのです。

 また、国を失ってから2000年間、異なる土地に住むユダヤ人同士の共通語はヘブライ語でした。ヘブライ語は色々な文学作品、聖書注解などの中に生きていました。

 日常生活では死語となったヘブライ語に再び命を吹き込んだのが、エリエゼル・ベン・イェフダーでした。19世紀末、ヘブライ語の新聞社を設立し、ヘブライ語協会を組織してヘブライ語の普及に努めました。彼の努力によって古代語が日常語として甦り、ユダヤ人の国造りに大きく貢献したのです。

 この言語史上はじめての奇跡がいかにして成ったかは、ベン・イェフダーの伝記『ヘブライ語の父 ベン・イェフダー』(ミルトス)に詳しく書かれています。

 彼がヘブライ語を復活させてからまだ100年余りですが、ヘブライ語はイスラエルの公用語としてどこでも話される言葉となっています。


■ヘブライ語は右から左に読む

 

 ヘブライ語の文字は右から左に読みます。その昔、左手にノミ、右手にトンカチを持って石板に文字を刻んでいったため、右から書かれるようになったと言われます。

 最初は戸惑うかもしれませんが、なれたら簡単です。日本でも一昔前までは右から左に書いていたことを思えば、偶然の一致とはいえ、なんだか親近感が湧きませんか?

 アラビア語などのセム語系の言葉も、同じように右から左に読み書きします。

  ルエラスイ
   יִשְׂרָאֵל  「イスラエル」
  ←←←←←

  ンパヤ
   יָפּן  「日本」
  ←←←

  ムーロャシ
   שָׁלוֹם  「平安」
  ←←←←←


■アレフベートは22文字だけ

 

 ヘブライ語のアルファベットのことを「アレフベート」と呼びます。これは最初の2文字 א (アレフ) と ב (ベート)からきています。「アルファベット」という言葉がギリシャ語の α(アルファー) β(ベータ)からきているのと同様です。

 ヘブライ語には英語のように大文字・小文字の区別はありませんので、この22文字を覚えるだけでよいのです。

 ヘブライ語にはなじみがないので、覚えるのに少し努力がいります。残念ながらここで挫折しています人が多いのですが、下記の22文字をしっかり覚えてしまいましょう。そうすれば第一関門は突破です。

   א ב ג ד ה ו ז ח ט י כ ל מ נ ס ע פ צ ק ר ש ת

数変換 ヘブライ文字 文字の名称 発音表記 語末形
1 א アレフ 'a *
2 ב ベート b / v *
3 ג ギメル g *
4 ד ダレット d *
5 ה ヘー h *
6 ו ヴァヴ v / w *
7 ז ザイン z *
8 ח ヘット kh *
9 ט テット t *
10 י ユッド y *
20 כ カフ k / kh ך
30 ל ラメッド l *
40 מ メム m ם
50 נ ヌン n ן
60 ס サメフ s *
70 ע アイン 'a *
80 פ ペー p / f ף
90 צ ツァディ ts ץ
100 ק クフ q / k *
200 ר レーシュ r *
300 ש シン sh / s *
400 ת タヴ t *

 ※「数変換」とは、「ゲマトリア」というヘブライ文字を数に変換する際の数値です。
 ※「語末形(ソフィート)」は、上記の5文字に限り、単語の末尾に来た場合に変化する形です。


■これでヘブライ語が読める

 

 アレフベートの22文字はすべて子音なので、7世紀ごろ聖書ヘブライ語の発音を伝えるために母音記号(ニクダー)が工夫されました。それは9世紀頃に完成し、現代ヘブライ語の発音は、9世紀頃のスペイン系ユダヤ人の発音に準じています。

 発音は、子音のアレフベートに母音記号(ニクダー)を組み合わせることによって表せます。たとえば、子音 בּ 【b】に母音記号 ָ 【a】が組み合わされると בָּ 「バ」と発音します。母音記号 ֶ 【e】が付くと בֶּ 「ベ」になります。これはローマ字と同じしくみです。

 アレフベートとニクダーさえ覚えてしまえば、どんなヘブライ語もローマ字のように読むことができます。

発音 無母音
ְ
発音は【エ】
または【ウ】
長母音 ָ ֵ / י ֵ י ִ ֹ / וֹ וּ
短母音 ַ ֶ ִ ָ ֻ
最短母音 ֲ ֱ なし ֳ なし

※母音の長短は、現代の発音ではほとんど区別がありません。
※無母音は、音節の最初に来たとき【エ】、それ以外は【ウ】に近い発音になります。


■ヘブライ語の文字は全て子音

 

 上の通り、ヘブライ語の文字は主に子音を表し、それにニクダーが合わさって、はじめて正確な読み方がわかります。しかし、イスラエルでは一般にニクダーがついていない文で書かれています。

 例えば、上掲のイスラエルという単語は、ישראל ――すなわち YSR'L (母音記号を発音する文字)、と子音が並ぶだけです。これを読むときは、カンを働かせて頭の中で母音をつけ、יִשְׂרָאֵל (イスラエル)と発音するわけです。

 とてつもなく難しいことだと思われるかもしれませんが、しばらく勉強していれば自然とカンも備わってくるでしょう。また、知っている単語が増えれば増えるほど、より正確な読みをマスターすることができます。