スンダル・シング著作集2
SBK-074 [ISBN4-89586-140-6]
DETAIL
スンダル・シング著作集2
スンダル・シング 〔著〕 河合一充・廣岡結子 〔訳〕
インドの聖者が語る、霊的生活の貴重な指針。
「最もキリストに似た人物」と言われ、全インド、東洋また西洋に巡回し多大の感化を与えたキリスト教の伝道師「スンダル・シング」の著作集。
スンダル・シング(1889-1929)は、インドの三大精神的巨人(タゴール、ガンジー)の一人に数えられる。インドの最も素晴らしい精神と新約聖書の信仰の結晶がここにある! キリスト教をインド人らしく表現し、その教えは単純にしてしかも深く、霊的真理を開示する。精神的に荒廃しつつある今の時代に、最も大切な心の糧を提供してくれる。
――目次――
実在の探求
著者による序文
第1章 宗教と実在
1節 緩やかな進歩――偶像崇拝から神へ
2節 「人間のみが、自分の内にある存在と同種のものを理解できる」
3節 感覚は魂と外的なものをつなぐ通訳者である
4節 神と被造物
5節 宗教はなぜ必要か
第2章 ヒンドゥー教
1節 ヴェーダーンタ哲学
2節 輪廻と救済
3節 バガヴァドギーターとクリシュナ
第3章 仏教
1節 ブッダの出家と教え
2節 涅槃(ニルバーナ)
第4章 イスラム教
スーフィ教
第5章 キリスト教
1節 キリストにまつわる預言
2節 キリストの苦しみと磔刑
3節 キリストの復活
4節 キリスト教における実際的な証拠
5節 高等批評と近代主義
6節 キリストの教えと手本
7節 人間の最終目的地
霊的生活の諸相
イングラム司教によるまえがき
著者による序文
第1章 イエスのほかにはだれもいなかった
第2章 神に対する熱望
第3章 神を知ることは可能か?
第4章 痛みと苦しみ
第5章 反対と批判
第6章 悪とは何か
第7章 邪悪な考えや生き方の影響
第8章 キリストにおける生活
第9章 人はみな、最後には神のもとへ帰る
第10章 道徳性と美
第11章 神の国
第12章 奉仕と犠牲
真なる生活
著者による序文
第1章 真理の探究者とメルキゼデク
第2章 聖人と哲学者
第3章 王と農夫
第4章 王子と泥棒
第5章 愛した人、そして愛された人
第6章 旅びと
訳者あとがき
〔著者紹介〕
スンダル・シング(Sundar Singh)
1889年インド・ランプール生まれ。15歳でキリストに出会い、インドはもとより、日本、中国、アメリカ、ヨーロッパなど広く伝道。1929年チベット伝道中に消息を絶つ。
〔訳者紹介〕
廣岡結子(ひろおか ゆうこ)
翻訳家。石川県生まれ。1965年東京大学卒業。
訳書
『私は負けない』(近代文芸社 共訳)
『自由』(集英社)など
河合一充(かわい かずみつ)
1941年愛知県生まれ。ミルトス編集代表。1965年東京大学卒業。同大学院修了後、学習院大学数学科助手。1972年UCLAでPh.D.取得。1978年エルサレムに語学研修留学。1985年ミルトス創設。
著書
『イスラエル建国の歴史物語』(ミルトス)
『日本とユダヤ その友好の歴史』(ミルトス ベン・アミー・シロニー共著)
『ユダヤ人イエスの福音』(ミルトス)
訳書
『タルムードの世界』(ミルトス)
『ユダヤ人の歴史』(ミルトス)
『ユダヤ人から見た新約聖書』(ミルトス)
『死海文書の研究』(ミルトス)
『評伝マルティン・ブーバー』(ミルトス)他