ヘブライ語の父ベン・イェフダー
SBK-080 [ISBN4-89586-143-0]
DETAIL
ヘブライ語の父ベン・イェフダー
ロバート・セント・ジョン 〔著〕 島野信宏 〔訳〕
離散のユダヤ人が国を持つために、2千年間死語同然であったヘブライ語の復活に生涯をささげた男の物語。イスラエル建国前史も興味深い。
――目次――
プロローグ
み心は行われる
アレクサンドル皇帝してやられる
「ロビンソン・クルーソ」のおかげで
巻き毛二ふさと女の子二人
つのる痛み
改宗者第一号
コニャックでお祝い
探偵、学者、魔術師、産婆
最後のチェス
二人は一緒
ルイ金貨一枚
スピノザのように
二つの誕生
一本の木
雨の奇跡
デボラの時
三度の死
策略と賄賂
産業の誕生
手紙での恋
王女になるには……
「シャローム・ドダー」
美しい炎のように
印刷インク
サウルは何千人も殺した
獄中で
保釈される
言葉、言葉、言葉
焼かれた経歴
東洋のやり方
そうしようと思えば……
エデンの園
エリエゼルのパリ
ヘムダのロンドン
かくれんぼ
二人のひげの活動家
三つの大きな鉄の箱
一夜の宿――ユダヤ人に限る
「これは現実か?」
恋、革命、芸術
帽子を手に
言語戦争
一九一四年
一九一七年
ヘブライ語成人に達する
友人対友人
十行だけ
エピローグ
〔著者紹介〕
ロバート・セントジョン(Robert St. John)
1902年米国イリノイ州生まれ。国際ジャーナリスト。第2次大戦中ヨーロッパ戦線から米NBC放送のレポーターとして活躍。イスラエル独立戦争も取材。著書多数。
〔訳者紹介〕
島野信宏(しまの のぶひろ)
1952年群馬県生まれ。翻訳家。1976年〜83年文教書院勤務。