イスラエルとユダヤ人に関するノート
佐藤 優 〔著〕
同志社大学神学部出身で元外務省主任分析官・作家の佐藤優氏は、日本の行く末を案じて中東と世界情勢を分析するとき、日本人にイスラエルとユダヤ人への正しい理解が、今こそ不可欠だと説く。
本書で私(佐藤)は、イスラエルとユダヤ人から学んだ事柄を記した。イスラエル人の愛国心、さらにそれを支える神理解から、日本国家と日本人が生き残るための知恵を学ぶことが、私が本書を著した目的である。(「まえがき」より)
――目次――
まえがき
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1話 なぜ私はイスラエルが好きか
2話 旧約聖書の再発見とヨムキプール戦争の教訓
3話 獄中の私を支えてくれたイスラエルの友人たち
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4話 モスクワのオランダ大使館領事部
5話 ナティーブの対ソ秘密工作
6話 ロシア・グルジア戦争を分析するイスラエル専門家の視点の重要性
7話 プーチン露大統領のイスラエル訪問の意義
8話 イスラエル外交に働く目に見えない力
9話 シャロン元首相とロシア
�掘‘�本とイスラエルの考察ノート
10話 『スギハラ・ダラー』から杉原千畝を読み解く
11話 東日本大震災をどう考えるか
12話 福島第一原発事故に関するあるイスラエル人との会話
13話 F35問題をめぐる武器輸出三原則の解釈がイスラエルに与える影響
14話 国家安全保障会議(日本版NSC)とイスラエル・ハイテク産業
15話 画期的な日本・イスラエル共同声明
�検.ぅ薀鵝▲轡螢◆∨鳴�鮮の考察ノート
16話 中立国と情報工作
17話 イラン危機と日本
18話 イスラエルとイランの関係をどう見るか
19話 イランと「国交断絶」したカナダに学べ
20話 孫崎亨・元外務省国際情報局長のイラン観について
21話 北朝鮮によるシリアの核開発支援にイスラエルはどう対処
22話 シリア情勢を巡る日本の独自外交
�后.�リスト教神学生への手紙
23話 ある神学生への手紙――『トーラーの名において』の評価
24話 あるキリスト教神学生からのメール――ユダヤ民族の否定について
25話 反ユダヤ主義の歴史について1
26話 反ユダヤ主義の歴史について2
27話 キリスト教とイスラエル――『キリストの火に』を読む
28話 ホロコースト生き残りの証言
あとがき
佐藤 優(さとう まさる)
作家。1960年、東京都生まれ。83年同志社大学神学部卒、85年同大学大学院神学研究科博士課程前期修了後、外務省入省。1995年まで在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、外務本省国際情報局分析第一課に勤務。主任分析官として活躍したが、2002年5月、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、東京拘置所に512日間勾留される。2009年6月、最高裁により上告棄却、執行猶予付き有罪が確定し、外務省の職を失う。釈放中から精力的な執筆活動に取り組む。
著書
『国家の罠』(新潮文庫 第59回毎日出版文化賞特別賞)
『自壊する帝国』(新潮文庫 第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞)
『獄中記』(岩波現代文庫)
『甦る怪物 私のマルクス』(文藝春秋)
『外務省に告ぐ』(新潮文庫)
『新帝国主義の時代』(中央公論新社)
『宗教改革の物語』(角川書店)など多数。