出エジプト記の世界――モーセの一神教を知るために
SBK-141 [ISBN978-4-89586-047-5]
DETAIL
出エジプト記の世界 モーセの一神教を知るために
河合一充 〔編著〕
ナフム・サルナ(米国ブランダイス大学・聖書学教授)の名著『エクソダスの探求(Exploring Exodus)』をベースに、聖書の不朽の物語に新しい光を当てる。
聖書の宗教の理解のために、さらにユダヤ民族の理解のために、出エジプトの物語をきちんと読み直すことは必須事項。古代近東の(考古学的)資料や伝統的なラビ文献を活用しつつ、モーセから始まったとされる一神教の秘密に迫る。
――目次――
はじめに
序 イスラエル民族の永遠の記憶
1 エジプト王の迫害
2 モーセの誕生と青年時代
3 モーセの召命
4 十の災い
5 過越しと出エジプト
6 エジプトからシナイへ
7 十戒、モーセと一神教
8 イスラエルの法
9 幕屋と金の子牛
編著者あとがき
〔編著者紹介〕
河合一充(かわい かずみつ)
1941年愛知県生まれ。ミルトス編集代表。1965年東京大学卒業。同大学院修了後、学習院大学数学科助手。1972年UCLAでPh.D.取得。1978年エルサレムに語学研修留学。1985年ミルトス創設。
著書
『イスラエル建国の歴史物語』(ミルトス)
『日本とユダヤ その友好の歴史』(ミルトス ベン・アミー・シロニー共著)
『ユダヤ人イエスの福音』(ミルトス)
訳書
『タルムードの世界』(ミルトス)
『ユダヤ人の歴史』(ミルトス)
『ユダヤ人から見た新約聖書』(ミルトス)
『死海文書の研究』(ミルトス)
『評伝マルティン・ブーバー』(ミルトス)他